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医師派遣の新制度を検討

日経新聞(2007/8/28)より引用———-

医師派遣、自治体仲介で・厚労省が新制度検討

 厚生労働省は、医師の過不足に応じ、病院間で機動的に医師を融通しあう新制度を作る検討に入った。都道府県単位で医師の勤務状況を点検。自治体の仲介で余っている病院の医師を足りない病院に派遣する。28日の労働政策審議会(厚労相の諮問機関)で議論を始め派遣期限や雇用形態などを詰める。一部の地域や診療科で深刻化している医師不足の解消が狙い。

 現在実施されている医師の融通は、系列病院や親密病院同士が主流だが、相対の交渉が中心で客観的な需給に基づいているわけではない。新制度では、都道府県単位で医療計画を作る「地域医療対策協議会」を活用。同協議会が把握した病院ごとの医師の過不足状況をふまえ、不足している病院への医師派遣を、余っている病院に求める。

引用ここまで———-

 医師不足問題についての記事です。ここ数年医師不足ということが言われていますが、特に地方における医師不足問題は深刻になってきています。都市部に医師が集中していることもあり、地方では医師を確保するのにとても苦労しています。大学の医局等からの派遣も地方に対しては限界があります。今回の記事のような制度を早急に導入して、地方においても一定の医療環境が整うようにしてもらいたいものです。

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