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厚生労働白書の原案、医療費抑制を前面に

日経新聞(2007/8/30)より引用———-

厚労白書原案、医療費抑制を前面に・年金問題記述は1ページ

 厚生労働省がまとめた2007年版の厚生労働白書の原案が明らかになった。高齢化の進展による医療費の膨張に警鐘を鳴らし、生活習慣病の予防や医療費の抑制を前面に打ち出した。30年には75歳以上の高齢者が2266万人に倍増、生活習慣病は医療費の3割を占めると予測している。医療に関する記述が約300ページの大半を占める一方、年金記録問題については約1ページしか記述がなかった。

 白書は9月中旬にも閣議決定する。副題は「医療構造改革の目指すもの」で、長期入院の是正や生活習慣病の患者や予備軍を減らすことで、医療費を抑える中長期的な対策が必要と強調している。高齢者(72歳以上)1人当たりの医療費は、高齢者以外の平均の約5倍で、「将来の医療費は大幅に増大していくことが確実」としている。

引用ここまで———-

 厚生労働白書についての記事です。医療費の抑制は今後の社会保障における重要な課題でもありますが、抑制を目指す改革により病院に行きづらくなり、足をが遠のくということがあっては本末転倒です。医療の現場を把握した上で、だれもが公平で適正な医療を受けることができる環境を目指して欲しいと思います。それにしても年金記録問題に関しての記述が相対的にみてもかなり少ないですね・・。

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