【第1回】住宅手当の取り扱いは?割増賃金と最低賃金で異なる手当の考え方
割増賃金の基礎となる賃金から除外できる手当には、「住宅手当」「家族手当」「通勤手当」などがあり、これらは法律で限定列挙されています。ただし、除外できるかどうかは名称だけで判断されるものではなく、その支給内容が実態を伴っていることが必要です。
一方、最低賃金の対象となる賃金から除外しなければならない手当は、「家族手当」「通勤手当」「精皆勤手当」などであり、住宅手当は含まれていません。
このため、住宅手当は原則として割増賃金の基礎となる賃金からは除外できますが、最低賃金を判定する際には、基本給に加算したうえで金額を判断する必要があります。
割増賃金と最低賃金で取扱いが異なるため、混同しやすいポイントです。実務上の誤りを防ぐためにも、十分ご注意ください。
(以下の資料もあわせてご参照ください)
https://jsite.mhlw.go.jp/toyama-roudoukyoku/content/contents/002060956.pdf
