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厚労省の職員に「休め」

 厚労相、職員に「休め」 残業時間トップで制度見直し

 細川律夫厚生労働相は7日、厚労省職員向けのあいさつで「厚労省はワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を言っている。休むときはしっかり休んでいただきたい」と述べ、有給休暇の取得に向けた環境整備に取り組む考えを示した。

 府省の労働組合でつくる「霞ケ関国家公務員労働組合共闘会議」の調査結果によると、厚労省職員の残業時間は月平均で旧労働省が73・4時間、旧厚生省が71・7時間で、全府省(平均33時間)の1位と2位を独占している。

 細川氏はこの調査結果に触れ、「みなさんの健康を心配している」と指摘し、全職員が1年間の休暇予定日を事前に指定する制度を導入する方針を表明した。入省5年、10年、20年、30年の職員は1週間以上の連続休暇を取ることも求めた。

 ただ、財務省では、菅直人首相が財務相時代に掲げた「平日でもデートができる」勤務形態について、野田佳彦財務相が撤回を明言したばかり。厚労、財務両省は、政府が6月の取りまとめを目指す税と社会保障の一体改革では中心的存在となるだけに、「足並みの乱れ」が改革論議に微妙な影響を与えるかもしれない。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110107/plc1101072131021-n1.htm

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 厚生労働省は社会保障制度の中枢を担う組織ですので、年金問題をはじめ、社会保障費の増大に対する制度の対応等で職員の方は相当多忙なのだと思います。しかし記事にもある通り、各組織間で勤務状況や意識に差があり、この辺りはどちらもそれぞれの対応を進め、足並みを揃える必要があるように思います。
 
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