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北海道の最低賃金14円増の705円に 審議会答申

 最低賃金:道内14円増の705円 5年連続2桁に--審議会答申 /北海道

 北海道地方最低賃金審議会は10日、道内の最低賃金(時給)を705円に引き上げるよう高原和子・厚生労働省北海道労働局長に答申した。現行より14円増となり、07年度から5年連続で2桁の引き上げ幅になったが、依然として時給換算の生活保護費より17円低い逆転状態は続く。道労働局が最低賃金改定の手続きをして、10月6日から引き上げられる見通し。

 道内の現行最低賃金(691円)は、生活保護費との差が47都道府県で最も大きい。同審議会は08年、12年度までの5年間でこれを解消する基本方針を決定。今回の改定で差は縮小されるものの、東日本大震災の影響もあって経営側の不満も高まっており、来年度で生活保護水準まで引き上げられるかどうかは不透明だ。

 労働者側委員の渡辺直志・連合北海道組織労働局長は「生活保護費より低い金額に不満は残る」としつつ「審議会で来年度での差額解消を確認した。その点はよかった」と一定の評価。使用者側委員の山本敏朗・北海道経営者協会事務局次長は「震災の影響で観光では風評被害、建築では資材不足などがあり、引き上げは厳しい状況だった。引き上げ幅には不満が残る」と話した。【

http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110811ddlk01020299000c.html

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