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年金保険料の職員横領額が3億4千万円に

日経新聞(2007/9/4)より引用———-

年金保険料、職員の横領が3億4000万円に・社保庁と市町村

 社会保険庁は3日、同庁と市町村の職員による年金保険料などの横領が合計99件あり、総額約3億4300万円に上るとの調査結果をまとめた。社保庁が総務省の年金記録問題検証委員会に報告した。横領金の弁済などが不明なケースがあり、委員会ではさらに詳細を調査する方針だ。

 社保庁が全国の社会保険事務局を通じて過去にさかのぼって調査した結果、社保庁職員による国民年金や厚生年金、健康保険の給付費や保険料などの横領が50件、横領総額が約1億4200万円あることが分かった。

 市町村職員による国民年金保険料の横領件数は49件、横領総額は2億円強だったことも明らかになった。岡山県浅口市(旧寄島町)のケースでは職員が1975年度から計6244万円を横領していた。国民年金の保険料は2002年3月までは市町村が集めていた。

 舛添要一厚生労働相は3日夕、横領について、「本当に恥ずかしく許し難い行為で、きちんと調査をした上でしかるべき対応を取りたい」と語った。

引用ここまで———-

 年金保険料についての記事です。本当に考えられないようなひどい話ですね。横領する人ももちろん悪いですが、管理の方法もずさんだったのではないでしょうか。人のお金を預っているという感覚が欠如しているということがこういったところからも如実に分かります。新しい厚生労働大臣にはこういった職員の管理レベルまで踏み込んで、改革を行っていって欲しいと思います。

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